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2016年5月30日月曜日

イラク軍特殊部隊がIS支配下のファルージャ市内に侵攻

                                                                                                 https://youtu.be/sJZHvUZfZCE より

ファルージャ市内にはいまだ9万人の住民


30日の早朝、イラク政府の特殊部隊はイラクとシリアに勢力を置く過激派組織ISの支配する都市ファルージャへの攻撃を開始しました。ファルージャはISが支配し始めてすでに2年以上が経過している土地で、数百人規模の戦闘員が駐留していると見られています。



※追記:のちの国連の調査により、住民の数は5万ではなく9万と推定。



関連記事:イラク軍がISからファルージャを奪還。アバディ首相「次はモスル」








ロイター通信の報道では、ファルージャ南部のナイミヤ地区で爆発や銃声が聞こえてきたということですが、それもあわせて市内に3方向から侵攻しているようです。





しかし、戦闘の場となっているファルージャ市内は少なくとも9万人の住民がとらわれているとも言われ、銃撃戦のさなかに犠牲になる人が出るという心配があります。ファルージャ攻撃の指揮を執っているアブドゥルワッハーブ・アルサーディ氏も民間人の犠牲が出る覚悟で特殊部隊の侵攻準備を進めてきました。




ファルージャ奪還はイラクのアバディ首相が宣言し、実行へと移された作戦です。ファルージャの住民に対しては軍が確保した安全経路を通って市の外へと出られるようチラシを空から撒いて誘導していましたが、ISの阻止もあってその大半が市内に残っているようです。




国連のイラク担当人道調整官リゼ・グランデ氏は25日に9万人近い住民が外に出られない状況にあり、ファルージャへの侵攻によって多くの犠牲者が出る恐れがあるという声明を出し警告しました。



しかし、着実にイラクの作戦はファルージャ奪還に向けて動きます。



26日にファルージャから北東にわずか16kmの距離にあるカルマをイラク政府軍とイスラム教シーア派の民兵組織が各国の支援を受けながら攻撃を開始。カルマの奪還に成功します。



27日にはファルージャ侵攻に先立ち、米軍主導の有志連合軍が空爆と砲撃でファルージャを攻撃し、ISの司令官を含む70人以上が死亡しています。その際にも空からチラシを撒き、民間人が住む家がわかるように屋根に白い布を敷くよう促し、犠牲が最小限になるよう努めています。


ノルウェー難民評議会の話では、30日までにファルージャの外に逃げられたのは3000人程度だということです。





参照
http://www.cnn.co.jp/world/35083306.html
http://www.afpbb.com/articles/-/3088607?cx_part=txt_topstory
http://www.aljazeera.com/news/2016/05/iraqi-army-launches-assault-isil-fallujah-160530053337977.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160530/k10010540491000.html



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