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2016年5月28日土曜日

スイスの教育委員会が信仰よりも握手は優先すると判断。握手を拒否したムスリムの兄弟に対して


握手を拒否した場合には罰金が科せられることも




4月にスイス国内で大きな論争を巻き起こした、ムスリムの兄弟2人が宗教上の理由から女性教師との握手を拒否し続け、スイス文化と宗教の戒律のどちらを取るのかという問題について、25日にスイス北部バーゼルラント準州の教育委員会は「宗教を理由に握手を拒否することはできない」として握手に応じる義務を認め、怠った場合には罰金が科せられることもあると発表しました。





関連記事:スイス政府が女性教師との握手を拒否した兄弟の家族の市民権取得申請を差し止め



イスラム教の教えに従い、女性教師との握手を拒んできたのは、14歳と15歳の男子生徒で父親は2001年にシリアから政治的難民としてスイスに移住してきた男性でした。




テルヴィル学区にある当該の学校は当初2人の姿勢を認め、ムスリムの男子は女性教員との握手が免除されるという校則を定めましたが、テルヴィルにとどまらずスイス全体で抗議の声が上がります。




学校は州の教育委員会や法律の専門家の判断をあおぐ形になっていましたが、教育委員会は重要なスイス文化である握手は信仰を理由にして拒否することはできないと判断し、強制力を持たせた決定を下しました。




なお、これを拒否した場合の罰金は5000フラン(約55万円)ということです。



スイスでは相手に対して敬意を表すために握手はなくてはならない





教育委員会は今回の判断についてこう声明を発表しています。




「教員には握手を求める権利がある」




「男女平等、ならびに外国人の統合といった公共の利益は学生たちの信仰や信条よりも優先されるものである。学生たちが今後就労するときの準備だと考えると、社会的な所作のひとつである握手が持つ意味は大きい」





スイスでは子供のころから相手に敬意を表すための仕草として教えられ、学校で授業の始めと終わりに握手を行います。




教育委員会の声明のように、仕事の会議でも握手をしますし、日常生活においても人が集まったり会ったりするときに握手は欠かせません。




スイス国内のイスラム団体でも意見が分かれる




これに対しスイス中央イスラム評議会は「とんでもない越権行為」だとしてヨーロッパに移民するイスラム教徒に不当な基準を設けることになると批判するコメントをしています。




参考記事:初のイスラム教徒のロンドン市長に当選したサディク・カーン氏と「公営住宅」




しかし、スイスイスラム団体連盟(FIOS)は今回の決定を支持する姿勢を見せ、礼儀はイスラム文化の一部であり、握手を拒否するのは不適切だと見ています。











参照
http://wamc.org/post/herbert-london-swiss-handshake-and-muslim-disapproval




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