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2016年5月1日日曜日

見た目の年齢に影響する遺伝子が発見!MC1Rの役割


外見の年齢を決める1つの要因としての遺伝子



実際の年齢よりも外見が若く見えたり上に見えたりというのはよくありますよね。本人にとってはそれが自慢にもなればコンプレックスにもなり得ます。先週に発行された学術誌『カレントバイオロジー(Current Biology)』で発表された研究によると、ある特定の遺伝子を持っている人は、持っていない人に比べて平均で2歳若く見えるという調査結果が報告されています。






「どうしてある人は実年齢より老けて見えるのにある人は若く見えるのか。その理由の1つとして遺伝子で説明できることが判明した」と著者のマンフレッド・ケイサー教授は研究に寄せた言葉として記しています。




もちろん外見の年齢は遺伝だけでは決まりません。運動習慣や食生活、紫外線をどれだけ浴びたかや喫煙の有無、心理的要素などさまざまな要因によっても決まるのですが、今回ケイサー教授は遺伝に焦点を当てて見た目と実年齢の関係について研究を行いました。




調査の対象となったのは2693人で成人したオランダ人。DNA分析をしたこの2693人の顔写真(化粧をしていない状態)を一般の人に見てもらい、年齢が何歳くらいかをたずねるといった調査方法です。そして、実年齢よりも若く見えると評価された人と、一般的な人とのDNAを比較しました。DNA分析は総計800万のパターンで行いました。




皮膚の状態などに影響する遺伝子「MC1R」




その結果わかったのは、「MC1R」という遺伝子の違いが見た目の年齢差に影響を与えていて、年齢、性別、肌の色、太陽による損傷やしわなどを考慮しても、この遺伝子が関係しているのは間違いないということです。さらにこの遺伝子について2つの追加調査を行っています。




それによって、MC1Rが皮膚のメラニンを生成する役割をしていて、メラニン生成を促すことによって皮膚を保護していることがわかりましたが、肌の色と見た目の年齢の直接的な関係は認められませんでした。また、赤い髪もこの遺伝子の働きがあると判明しました。




研究によると、どうやらこの遺伝変異体MC1Rは身体の中で燃焼を起こし、損傷したDNAを修復させる働きに関係しているようですが、人の外見年齢に影響を及ぼしている遺伝子はこれだけではないという結論にいたっています。



この研究はユニリーバが資金提供をしていて、研究結果は将来にアンチエイジングの製品開発に生かされることになっています。






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